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原始キリスト教にあった生まれ変わりの思想

隣人愛を教える、キリスト教のすばらしい部分を会得して人生にそれを表現した偉人は多いです。
マザーテレサやナイチンゲールやシュバイツアーなどの偉人が有名です。
これらの人物は、キリスト教の教えの中にある隣人愛、見返りを求めない愛の実践を第一のテーマとして人生で探求しました。
これは開祖であるイエスの生き方に習ったものといえましょう。


しかし、その一方で、イエスの死後に組織化される中で、
形成されたキリスト教の問題部分は、その後、多くの戦争の原因になったり、
人種差別などの問題や魔女狩りなどの悲劇を招いたともいわれています。


そもそも、輪廻転生を認めているユダヤ教をもとにして生まれたイエスの教えでは、
もともとは、生まれ変わりや因果応報の法則をしっかり肯定していました。


ところが、イエスの死後に百年を経て行われた公会議という教会の教義確定の会議において、
輪廻転生の教えは破棄され、因果応報の教えもまた破棄されました。
そうした古代キリスト教の教えを守るグノーシス派やコプト派などの多数の派閥は異端審問にかけられて、滅ぼされたのです。
虐殺されたケースもありましたし、これは歴史的な事実です。


異端審問という悲劇により、イエスの隣人愛の教えをみずから、踏みにじったともいえる、
その後のキリスト教徒はこの調子で、ほかの宗教にも刃を向けていきました。
宗教だけではなく、人種にも、その偏見の目をむけて、差別を行い、
白人による有色人種の奴隷の使役、という破廉恥な歴史をも生み出したのです。
もちろん現在のキリスト教では、こうした過去の考え方についてはすべてを否定して、人種平等と人類平等を説いています。


心理学の角度から言えば、いたずらに罪の意識を植え付けて人間を脅迫的に
信仰に取り込む形式は人間の人格も破壊し、罪の意識で強迫性障害になる人も多く生み出してしまいかねません。
また、生まれ変わりの否定は、刹那的な生き方を誘発し、人間の堕落をもたらす結果になる場合もあります。


原始キリスト教に残されていた輪廻転生や因果応報の思想を復活させることで
本来のイエスの教えのそのままのキリスト教が再生し、現在かかえる矛盾点も解消される可能性があります。


 

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