皇位継承問題、日本文化の要、皇室を子々孫々まで残す道とは

[日本文化にかかわる皇室についての理解はまだまだ国民に普及していません。それは学校教育の場できちんと教えられていないからです。戦後教育の大きな問題点です。日本の皇室は第125代である今の天皇陛下に至るまで2677年、男系継承を維持してきました。それは父親をたどれば必ず神武天皇にたどりつくという継承の仕方です。皇位継承問題において女性宮家の存在は大きなリスクとなるものです。もし、女性皇族が皇位につけば、その子供が女系天皇となる可能性があります。なぜなら、結婚相手が皇族という可能性はほぼないからです。一般人つまり苗字の違う男性が歴史上はじめて皇室に入る形となります。こうなるとそのご夫婦のお子様は、系図の上での父親をたどっても神武にたどりつきません。歴史上存在しなかった形であり、これは皇統の断絶であり、この時点で、皇室は終わったということになります。日本人は、日本文化の要である皇室の存在意義を深く考えて二千年以上守られた不文律である男系継承の形を子々孫々までお守りしていく義務があります。女系天皇がなぜいけないのかが、多くの国民にはまだ熟知されていません。歴史上、皇室の中に皇族でない男性が入ってきたことはないのです。皇室は女性には開かれていました。皇后として皇室に入られた方々の中には皇族以外の人がたくさんおられました。しかしながら、男性は絶対に皇室に婿入りさせてこなかったのです。この理由は明解です。イギリス王室など外国の王朝においては、外部からの婿入りがあった時点で王朝交代と認識されています。婿入りは王朝の断絶というのが世界における王室に関する共通認識なのです。

女性宮家とは皇族でない男性が皇室に婿入りし王朝交代を起こすリスクを抱える

小泉政権の時に、女系天皇に関する議論が国政の場でもありましたが、もし、女性皇族が天皇となられた場合、結婚相手がイギリス王室のように、王朝交代の形で、皇室を乗っ取る家系となることについての危険意識が希薄なまま議論が進められていました。かつてイギリスでは同様の方法で、前の王朝が断絶し、現王朝へと王朝交代したことを広く日本人に知らせることが大切になります。女性宮家をもし創設した場合、女性皇族が外国人と結婚すれば外国の血筋に入れ替わった皇室となるのです。これでは神武天皇以来、男系継承を守ってきた先人の足跡を踏みにじることになります。父親をたどれば、必ず第一代の神武天皇にたどりつくことが皇室の存在の証であったのです。最近また一部の言論人が、悠仁親王殿下のご存在を無視するがごとき女系天皇容認論を出しているようです。彼らは、まず女性宮家を創設することで突破口を開こうとしているかのようです。女性宮家を創設する以外に方法がないかのような論調を見かけます。しかし、皇族の数を増やす方法はもっとシンプルな道があります。それが旧宮家の存在です。旧宮家とは敗戦の占領下でGHQの圧力で臣籍降下させられ皇室から出された家系であり、出自は男系継承で神武天皇につながるまぎれもな皇位継承の資格ある人々でした。皇室の問題は、現存する宮家には女性皇族ばかりで、このままでは皇室の藩屏たる宮家が断絶してしまう恐れがある点です。

国民に知られていない旧宮家のご存在、男系男子は多数存在する

この宮家を断絶から救うには、旧宮家の男子を養子に迎えることを可能にするだけで良いのです。現行法では皇族は養子をとれませんので、旧宮家からに限り養子をとれるように改定するだけで問題は解決します。水間政憲さんの「ひと目でわかる戦前の昭和天皇と皇室の真実」(PHP)という本が最近、出版されています。この本の中に旧宮家の一族が明記されていて、11ある旧宮家の中で4家には男系男子がないが、それ以外のすべての旧宮家にはちゃんと男系男子が存在し、いつでも皇室に養子として入れる状態にあることが明記されています。旧宮家がまるで存在しないかのように言う漫画家がいますが、わざと嘘の情報を流しているとしか思えません。女性宮家や女性天皇を作りたいという思想の中に隠れたマルクス主義思想、共産主義思想を看破して、理路整然と正論を語っておられた故・渡部昇一氏などの皇室問題の研究者の書籍をしかと学べばわかることです。皇室問題への対処の仕方を観ることで、日本の国の国体を保守するための正道をとる人かそうでないか、わかります。多くの人に、女系天皇容認論がいかに危険であるかを広く知らせる必要があります。女系天皇容認論とは、ようするに皇室を最終的になきものにせんとする遠大な悪だくみであったということなのです。皇室を守ることが日本の独立を守ることであり、そのためには、旧宮家の男系男子を養子として宮家に入れ、皇族に復帰させることと、現在の皇室典範が定める男系男子での皇位継承を不磨の大典とすることが先決と人々に広く知らせることが大切です。女性宮家創設だけは絶対に阻止しなければなりません。


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